2010年6月20日日曜日

しぬかとおもたpart2-2(最強の暴落)

前回のあらすじ≪牛→いじめる→近づく→いじめた牛近い→殺される!?≫

はじめて味わう恐怖のさなか、

私の目に映ったのは、いつもいじめていた牛であった

その距離わずか約5?いや約4メートル・・

ばれたら死ぬだろうと私はおもい、他の牛に身をかがめ

隠れた。

その牛は絶対自分のこと覚えてるはずだった・・・

こんなことになるならいじめなきゃよかった、、、

神様、もういじめしないからたすけてよ・・・

空しい後悔、だけど本気でそうおもったりもした

現状は深刻で心臓の高鳴るおとが自分でも聞こえる

追い詰められた自分は助けを呼ぼうと周囲を見渡した

だが。。だれもいない、

かってにきたからである(海のあらぶり編どうよう)

大声だそうかとおもったが牛に刺激をあたえてしまう!

絶望的にそして半ば現実逃避ぎみに視野を足元にさげた、

そこには牛のエサ用の(草)を集める工具があった

私はそれをゆっくり手に、いじめていた牛にばれないように

持ち上げた。

そして牛のエサをかき集めていた

まだ死にたくない!!!

そう一心に願いつつ牛のエサを必死に集めた、

集めているうちに牛の意識がエサのほうえと集中していた

それをみて私は集めればまだたすかる

また草をあつめエサの山をつくる

たんたんと集めているうちにそのエサの山を

だんだんと侵入してきた塀に近付けてゆく・・・

いじめていた牛の視界に入らないよう。。ひそかに

はてしなく長い経路のように感じた・・・

だが途切れそうな意識をたもちながらも最初に侵入しきた塀までたどり着いた

やった!!!

私はゆっくり塀を上り、塀の反対まで飛び降りたのだ

膝には力が入っておらず無様に地にこける

そのときの絶望の淵からの脱出はただならぬ安心感を抱かせた

同時に私はひどく自身を罵倒した

私『なんて、なんてなさけないッ!!!!!!!!!』

あたかも最強と自負していた過去の私は、いじめていた者にたいし

≪エサを死に物狂いで集めにげ帰ってきた≫のである

その羞恥心さよ絶大よ

さぞ悔しかったのであろう過去の自分、一気に涙がほほをつたう。

(数分後)。。。

私は初めての敗北にいらだちを隠せなかった・・・

そしておもむろにヤギのいる囲いへむかった。

ヤギめ!おれはつよいんだぞ!!

と、いわんばかり牛にしていたように右角と左角のあいだへ

木の枝を添える・・・

『ガガガガガガガガガガガガガガガッ!!!!』

怒りのこもった超振動

案の定ヤギも怒りあらぶり狂う

ヤギ『ヤメェェェェエエエエエエエエエエエエエエッ!!!!!!!!』

次の瞬間ヤギが驚くほどの跳躍を魅せる

しゃがんでその100連コンボをキメていた私には

そのヤギ姿、逆光でみえず。。。。

私『まぶしぃッ見えんッ』

そう思った次の瞬間、ヤギの後ろ脚が私の顔面へ直撃(クリティカルヒット)したのだ

ただならぬ激痛はまさに悶絶・・・

声も出ぬ痛みに耐えている中。ヤギの猛攻はとまらないッ

角で私の膝をガンガン打ちつけてきたのである

あまりの恐怖にこんどは足に力も入らず立てなかった、

いじめなきゃよかったっ!!!

神様たすけて!!!

つごうの良い糞ガキである

そんな糞ガキを神様は救ってはくれない

私はヤギの猛攻を止められない

泣きじゃくり痛みと恐怖に耐える私

当然の末路である。

だが私は口笛で愛犬を呼んだ

助けて!ピィィィィィィユュュュイッ!!

愛犬がすこぶる速さで走ってきてヤギを追っ払ってくれた。

泣きながら愛犬を抱きしめお礼をゆう

そして初めて自分は最強ではない、こんなにも弱いのだ。と認める

≪牛に対してみじめにエサをかき集め逃げ去り、

あまつさえヤギにすら負けたのである≫

嗚呼、、、そうなんだ、自分は弱い生き物なんだぁ。そうおもってまた犬を抱きしめた。

最強の暴落。。完

3 件のコメント:

  1. ユメウツツ

    おもろいなぁ~www

    自分を最強だと思える心が素晴らしい!!!

    ※うちの犬は、口笛吹いても
    その場に座るだけやわwww

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  2. 僕もピィィィィィィユュュュイッ!!って
    やりたいです。

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  3. ユメさん!自分はもう心が汚れてしまったので
    すばらしくないよ~あとコロ君おもろいw

    ゼリーさん、あなたも練習すればできます。がんばってね

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